婚約パーティー
 日本古来のしきたりである結納の代わりに婚約パーティーを開く人たちも増えています。
 欧米式に女性の家か、もしくはホテルやレストランなどに部屋をとり、家族や友人などに集まってもらいます。内容に決まりはありませんが、手づくりの誓約書を読みあげてサインをしたり。婚約記念品を交換したりします。もてなしは飲み物と軽食ぐらいにし、楽しい宴にします。
 招待されたほうは、あとで結婚祝いを贈ることになるでしょうから、この場では花束や菓子程度をお祝い品として持参します。

結納品の飾り方と処理
 いただいた結納品は挙式当日まで床の間などに飾っておきます。あちこちから贈られる結婚式祝い品もそのまわりに飾ります。床の間がないときは飾り棚やたんすの上でもかまいませんし、上座に小机を用意し、その上に飾ったりします。婚約期間が長いときは結納後の10日間と、挙式前の10日間ぐらいだけ飾るようにしてもかまいません。
 挙式後は結納品は記念にとっておくか、適当な時期に処分してもよいでしょう。水引細工など正月飾りや家族の祝いごとなどに利用するのも一案です。

結納品セット
 挙式後は結納品は記念にとっておくか、適当な時期に処分してもよいでしょう。水引細工など正月飾りや家族の祝いごとなどに利用するのも一案です。
関東式
関西式 中部式

婚約破棄したいとき、どうする?
 結納をあげて婚約を交わしたといっても、それは単なる習慣でしかなく法律的な契約にはなりません。
 したがって、同意のもとで婚約したのに先方がなかなか結婚してくれない場合、家庭裁判所に調停を申し立てることはできますが、強制力はないのでどうしても応じてくれないときはあきらめるほかありません。
 しかし、理由もなくこのようなことが起こるわけがあります。
 たとえば、相手に親しい異性がいて、常識的に考えても結婚を考え直すのも無理はないと判断できる場合、あるいは相手に不貞行為があった、婚約したら急に暴力をふるうようになったというように、誰が聞いても納得できるような正当な理由があれば、婚約破棄は「結婚はやめます」というひと事で成立します。法的に何のペナルティを負うこともありません。
 しかし「やっぱり好きになれそうもないから」とか、「一時的にケンカしたから」などというのは「正当の理由」にはなりません。それで相手が合意しない場合には、精神的苦痛に対する慰謝料や結婚のための準備費用など、相応の賠償責任が生じることもあります。

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