結納金

結納品の中の「金包」が結納金です。本来は男性からは帯地、女性からは袴地を贈っていましたが、 現在はその代わりにお金を包むようになり、結婚支度金の意味合いが強くなっています。

額は男性の場合、本人の月収の2~3倍といわれていますが、両家で話し合って無理のないように決めるとよいでしょう。

女性の包む額は、関東では半返し、関西では結納時に包まず、嫁入り時に3分の1程度をおみやげとして持って行くのがな らわしでした。現在は、最初から女性のお返しはなしとして、半返しや3分の1のおみやげ分を差し引いて男性から贈るの が一般的になっています。